本記事はこんな疑問を解決します。
- 英語ができないとエンジニアになることは出来ない?
- プログラムを作るために英語力は必要?
- 英語が出来るとどんなメリットがある?
「プログラムは英語で記述されているので英語力が必要かも・・?」
IT業界で仕事をしたことがない方の多くのは、エンジニアになるには英語力が必要と思っています。
実際にITエンジニアとして仕事をする上でどの程度英語が必要なのか説明します。
英語はできなくてもプログラムは作れる

世界中で様々な開発にメインで使用されているプログラミング言語は約20種類と言われています。
これらは全く知らない人が見ると英文が羅列しているように感じる内容ですが、実は決められた規則に従って記載されているだけで、英語は全くと言っていいくらい必要ありません。
どのような業務でも仕事の規則というのは存在すると思います。
例えば、「飲食業でお客さんから注文された時にメニューが長いから省略して伝え合う」ケースです。
それと同じで「〇〇したいときはこの命令記述を記載する」という規則がプログラミング言語ごとに存在していて、実現したい機能に従ってその規則を組み合わせているだけなのです。
その他にも英語力が無くても仕事が問題なく行える理由はいくつかあります。
国内顧客向けの開発がメイン
ITエンジニアとして国内企業で働き、顧客も国内の企業である場合はプログラムするために必要な情報収集を日本人相手に行うことになります。
打ち合わせやプレゼンテーションは日本語で行うため、英語を使用する機会がありません。
翻訳ツールで対応できる
日本人を相手に仕事している場合でも、使用する技術情報が英語で記載されているケースがあります。
しかし、Google翻訳やDeepLなど多くの翻訳ツールが無料で使用できるので英語力が無くても内容を理解することが出来ます。
翻訳ツールの使用方法はとても簡単なので特に悩むこともなく対応可能です。
ネットで検索できる
技術的な問題で行き詰った場合に、Web検索をすると世界中のエンジニアが似たような問題に対する対策を公開していることが多くあります。
多くの場合その内容は英語で記載されていますが、こちらも翻訳ツールで対応できるので内容把握は問題なく行えます。
また、解決策のキッカケさえつかむことが出来れば、その内容をもとに日本語検索で似たような情報にたどり着くことが多くあります。内容は日本語なので理解のしやすさが変わってきます。
英語力は不要で、情報収集のコツさえあれば大抵の問題は解決することが出来ます。
英語ができることのメリット

多くの場合で英語が無くても仕事はできるという話をしましたが、英語が全く不要というわけではありません。
英語が出来ることによる多くのメリットがあります。以下はその一例です。
- 最先端の技術情報を入手できる
- 海外で働くことが出来る
- 転職時に有利になる
- オフショア開発が出来る
- 年収アップが期待できる
詳細については以下の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
これらのメリットによって自身の可能性が広がり、キャリアパスの選択肢が多くなります。
少しでも興味がある方は積極的に英語学習を生活の中に取り入れていくことをお勧めします。
まとめ
- 英語が出来なくても問題なくプログラマーになれます
- 業務で英語が必要なケースはありますが、ツールやWeb検索で対応可能です
- 英語ができると自身のキャリアパスに対する可能性が大きく広がります。
英語が出来なくてもプログラムは作ることが出来ますが、長期的視点でエンジニアとしての価値を高められる多くのメリットがありますので英語学習をすることをお勧めします。
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